ジョン・エリオットの日誌
※各話あらすじ&時系列ならびに
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  1. クレオパトラは微笑まない⇒HTML無料版を読む
    アンダーソン家に仕える執事ジョン・エリオットは頭を悩ませていた。客人ピータズ氏の抜け目ない従者と愛猫クレオパトラの暴君ぶりに。だがひょんなことで客人の愉快な秘密を知り、こっそり仕返しする良策を思いついたエリオットは……。コメディ

  2. 雨の日とビスケットの味は憂鬱⇒HTML無料版を読む
    ある夏の終わり、急な客人の名を知り、動揺するエリオット。なぜならその客はかつて奉公したある館の主人一家だったからである。来訪する一家を待つエリオットは、九年前の短い別れと出会いの日々を回想せずにいられない。シリアス

  3. 世界の果てと甘い誘惑
    忙殺の日々がたたり、倒れてしまったエリオットは、村の診療所に運ばれた。そこにいたのは気弱な外科医と美女看護師。彼女と出会ったのはその一日だけであったというのに、数日後、エリオットはにわか婚約者に仕立て上げられてしまい……。コメディ

  4. 未知の来訪者は空から落ちてくる
    アンダーソン家の次男ヘンリーが帰郷した新年。雪深い屋敷をスパイらしき何者かが侵入してきた。あわや戦争かと戦慄するエリオットたちだったが、さらに騒動が重なり、階下は姿なき来訪者にパニックになってしまう。コメディ

  5. ある晴れた日と小さな恋路
    冬の初め、若主人ジェイムズは東洋からの客人を屋敷に連れてきた。かつて芸者をしていたという彼女は、主人一家にまったく心を開かない。数日後、客人は失踪してしまい、運よくエリオットが探し出したものの、悲しい身の上話に同情してしまう。やや恋愛+シリアス

  6. 雪降る森は帽子をさらう
    『世界の果てと甘い誘惑』のサイドストーリー。怪我をしたマークの回想。シリアス

  7. アールグレイと秘密のプレゼント
    エリオットがアンダーソン家に奉公してまだまもないころ。客人である伯爵一家をもてなすため、忙しく動き回る階下だったが、エリオットにはとても気がかりな秘密があった。シリアス

  8. 恋する乙女はラヴレターを書かない
    エリオットに恋するメイベル。そんな彼女を心配するマークは、叶わぬ恋に終止符を打たせるために、ある作戦を実行する。エリオットたちをも巻き込んで。コメディ

  9. 交霊会の夜は偽りの思い出を語る
    ロンドンのクラブにいる若主人ジェイムズから、マークあてに緊急の電話が入る。翌日、交霊会の嘘をあばくため、証人として参加するのだったが、思いがけずジェイムズの真実の過去が語られてしまい、マークは動揺せずにいられない。シリアス

  10. 執事エリオットの平穏なる一日(仮)⇒HTML無料版を読む
    タイトルのとおり、いつもの日常となるはずのある一日。コメディ

  11. 小さな悪魔の大きな贈りもの
    ある日エリオットのもとに、かつての主人であったバンクス氏から、訃報の手紙が届いた。亡くなったのは伯母のミス・バンクスだという。しかしあまりにも意外な形見分けの遺品に、屋敷の使用人たちは頭を抱える羽目に……。コメディ

  12. 忘れ去られた姉妹と確執の館⇒HTML無料版を読む
    生意気な部下ビリーに頭を痛めいているころ、マークとともに川へでかけたエリオット。ボートの上でうたた寝していたが、目が覚めると闇夜の雨。助けを求めて小さな古い館を訪ねるものの、姉妹の確執に巻き込まれてしまう。怪奇風

  13. オレンジ三つと動かない金メッキの懐中時計
    酒場で働いている母をたずねる少年エリオットだったが、風邪で倒れてしまう。そのとき運よく通りかかったブルック氏に助けられるのだが、彼は母のかつての恋人であった。氏はエリオットをまるで息子のようにかわいがる。なぜならふたりは……。シリアス

  14. 特別休暇と緋色の火曜日
    茶番劇の交霊会から一ヵ月後。従僕シャノンは主人スコット爵子から、忌まわしき事実を知る女を始末するよう命じられる。本意でないまま、メラニー・スミスと再会するのだが、彼女はシャノンの過去をも見抜いていた。なりゆきでシャノンはおのれの秘められた過去を語るのだが、亡くなったはずの子爵夫人が現れる。シリアス+オカルト風味

  15. 隠されたジェイコブ・ブラウンの日誌
    女料理人ハリスンと帳簿記入の仕事に奮闘していたある日、偶然、先代執事ブラウンの隠された日誌が見つかる。エリオットは日誌の最終ページに、自分へ宛てたメッセージが書かれていたことを知り、今さらのように驚きながら、同時に八年前の慈善劇『ロミオとジュリエット』の騒動が脳裏によみがえる。シリアス

  16. 恋の空騒ぎと色あせない約束
    新任の家政婦シモンズが屋敷に奉公し始めたころ、女料理人ハリスンの娘ジョージィが遊びにやってきた。そのころマークとメイベルの不器用な恋を目撃したエリオットは、ハリスンとともにある計画を実行する。ちょうど聖ミカエル祭も始まり、階下の人間関係はさらに騒々しくなる。階上の主人たちをも巻きこみながら。コメディ

  17. きらきら星は不調和な夢を奏でる
    亡き先代の部屋を整理しているさなか、エリオットは大切に保管されたヴァイオリンに興味がわく。行方知らずの実父が演奏をしていたのを思い出し、自分に貸してくれとジェイムズにかけあう。そして女教師デイヴィス嬢と出会うのだが、うれしくない三角関係に発展してしまう。コメディ

  18. 燃やされたレベッカ・カーライルの手紙
    レベッカはエリオットと手紙をやりとりしながら、遠い故郷で暮していたなつかしい日々を思い出す。森のピクニック、初めて想いが通じた日、秘密のデート、かなわぬ恋に悩み、涙し、ふたりは別れる決意をするのだが、想いは断ち切れないまま。甘くて苦い思い出がレベッカを救い、同時に苦しめてしまう。シリアス・恋愛

  19. ジョン・エリオットと時を失った城館のあるじ
    シリーズ最終話。
    すべての伏線を回収するかたちになりますゆえ、あらすじは非公開。シリアス


◇各話時系列◇
※順番どおり読まなくても支障ありません。あくまで参考です。主人公年齢付き。
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